元NBAのスター、アイバーソン選手の少年時代はとても貧しく、犯罪の多いスラム街で過ごしたそうです。
それでも、ストリートのバスケットゴールに向かって練習し続け、スター選手になったと思うと、
どんな環境でもやる人はやるんだなあと思います。
もちろん運動神経という才能はあったと思いますが、チャンスが無いような状況でチャンスを作り出したのだと思います。
僕の家の近くには「高架下」と呼ばれる公園があります。
その名の通り、高速道路の下にある空き地で、
幹線道路とホームレスの手作り住宅に挟まれた一角で、カラスのフンや羽が落ちてます。
友人の一人は「クサいから行きたくない」と言います。
アイバーソンのスラム街、とまではいきませんが、確かにあまり気持ちの良い場所ではありません。
しかし、そこは僕の大切な場所でもあります。
両サイドが壁になっているため、左足のシュート、トラップの練習を一人でもできるし、
テニスのバックハンドはこの壁に打ち込むことでだいぶ改善されました。
高速道路が屋根となり多少の雨では濡れず、
クサい(幸いにも僕はあまり気にならない)からみんな行きたがらないのか、たいてい空いてるため、
基本的に出勤前はサッカーボールとテニスラケットを持ってこの場所を訪れます。
サッカーもテニスもまだそこまで上手くはありませんが、
いずれにせよ「やる習慣」がある人のプレーは、試合の決定的な時に力を発揮すると思っています。
試合の決定的な機会を掴むための、鍛錬の場。
「高架下」では華がない気がするので、このブログ上では「チャンス・ストリート」と呼ぶことにしました。
より良い名前、募集中です。
機会は、作るものです。
聖書を教えてくれた牧師先生は、スポーツにとどまることなく、
「生活もそのようにしなさい」と教えてくれます。
運動を通して、生活の質を向上させる感覚を学ぼうと思います。
名古屋主の栄光教会 ジンジャー