ジンジャークッキー

元々はフツーの人(どちらかといえば宗教嫌い)、今は名古屋にある主の栄光教会に通うサラリーマンです。ジンジャークッキーのように、優しい甘さの中にスパイスが効いた神様との日常を綴っていきます。

ウチのオカン

オカンからは、

「勉強しなさい」と言われたことがない。

本当に、一度も言われてないと思う。

 

どうも、それがオカンの信条だったっぽい。

 

ただし、「スラムダンクは読みなさい」と言われた。笑

 

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弱小だった湘北高校バスケ部が全国大会に挑む姿を通して、 何かを学んで欲しかったのだと思う。


オカンが僕に教えてくれたことで印象的なのが二つある。

一つが、そのスラムダンク。

 

そしてもう一つ。

 

「どんなに仲の良い人でも、保証人にだけはなるな」

ということである。

 

借金が返せなくなった人の代わりに払ってあげる人である。

 

「保証人」という具体例を出してオカンは話していたが、

要は、簡単に人を信用するな、ということだった。

オカンの言いたいことは、大人になるにつれてわかってきた。

 

毎日のように共に時間を過ごす友達でも、恋人でも、家族でも、

自分の将来は保証してくれないし、自分もその人たちの将来は保証できない。

 

悲しいことではなく、それが現実であり、

人間の限界なのだと思う。

 

人を信じないで、その人がやっておいたことだけを見て、

その時に見て信じるべきです。

 

仮に、僕に聖書を教えてくれた人が、

「私があなたの人生を保証する」ようなことを言ったならば、

聖書学ぶのをやめて力ずくでも逃げ出すつもりだった。

逃げ出す僕を取り押さえようとしてくる場合を想定して、身のこなしを実際にイメトレしていた(結構ガチで)。

 

いま考えると、

その場面を再現したショートコントムービーでも作りたい気分だが、

結果的にどうなったかと言うと、

 

ひたすら、

僕に向かう神様の愛を教えてもらった。

理論だけではなくて実践で見せてくれ、

神様と僕を繋ぐ、架け橋になってくれた。

 

だから今だに教会に通っている。

神様を知り、愛する、一番の近道だと信じて疑わないからだ。

 

ケータイは握りしめたまま、

飛びかかってきた相手に対して頭を下げて、相手の勢いを利用しながら体全体を使って投げ飛ばし、怯んだ隙を突いて裸足で外に駆け出す。

 

このイメトレは、もう必要ない。

 

いや、もしかしたら、

どこか思いがけないところで役に立つのかもしれない。。。

 

 

名古屋 主の栄光教会 ジンジャー